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AIで1か月分のX投稿ネタを作る方法|30日カレンダーの作り方

毎日「今日は何を投稿しよう」と考えるのは、思っている以上に体力を使います。この記事は、そのネタ探しをAIに手伝ってもらい、1か月分をまとめて作る手順を、はじめての人向けにまとめたものです。ただ「100個出して」と頼むのではなく、発信の軸→月のテーマ→週のテーマ→30日分、と順番に組み立てます。実際にこの手順で作った30日カレンダーと、使ったプロンプト(AIへの指示文)もそのまま載せます。今すぐ作り始めたい人は、30日分を出させるプロンプトへ進んでください。

公開日 2026.07.20

この記事の手順

  1. ネタ切れの正体
  2. 30日分を作る全体の流れ
  3. ステップ1:発信の軸を決める
  4. ステップ2:4分類を曜日に割り当てる
  5. ステップ3:30日分を出させるプロンプト
  6. 実際に作った30日カレンダー
  7. 捨てる基準と回し方
  8. よくある質問

プロンプトとはAIへの指示文です。この記事では、発信テーマを例に、考え方から実際の30日カレンダーまで順に作ります。最初に用意するのは「誰に、何を伝えたいか」というメモ1つ。ここが決まれば、AIが残りの下ごしらえを手伝えます。

ネタ切れの正体は「毎回ゼロから考えていること」

投稿ネタが浮かばないのは、あなたの発信に中身がないからではありません。多くの場合、原因は「投稿する直前に、その場でゼロから考えている」という段取りのほうにあります。締め切り直前に真っ白な画面を前にすれば、誰でも手が止まります。これはネタの問題ではなく、タイミングの問題です。

解き方は、ネタを考える日と投稿する日を分けることです。時間のある日に1か月分を用意すれば、毎日は選んで少し直すだけ。発信内容の判断は人が握り、量が必要な下ごしらえをAIに任せます。詳しくはX(旧Twitter)運用のAI活用ガイド(6工程)で整理しています。

「毎回ちがう話を」と考える必要もありません。同じ中心でも、体験・手順・気づきへ切り口を変えれば投稿になります。先に切り口を決めるのが、この記事の作戦です。

30日分をまとめて作る全体の流れ(4つの階層)

いきなり「30個のネタ」を考えると、頭がこんがらがります。そこで、大きいところから小さいところへ、4つの階層に分けて降りていきます。上から順に決めるだけで、最後は自然と30日分になります。

  1. 軸(ぶれない1本):誰に何を伝えるアカウントか。すべての土台です。ここが1つに決まっていないと、下の階層がばらけます。
  2. 月のテーマ:その1か月で特に押したいこと1つ。軸の中から今月の主役を選びます。
  3. 週のテーマ:月テーマを4つの角度に分けます。1週ごとに1つの角度を扱います。
  4. 30日分の切り口:週テーマを、曜日ごとの投稿の種類に合わせて具体化します。ここまで来れば、あとはAIに任せられます。

AIに渡す指示は、具体的なほど答えが良くなります。「何か投稿ネタを出して」では一般論になりがちですが、「この軸・月テーマ・週テーマで、月曜の体験談を」と絞れば自分の発信に合います。OpenAIのプロンプト設計ガイドとAnthropicのプロンプト解説も、役割・条件・例・出力形式を明確にすることを勧めています。

ステップ1:発信の軸を1つ決める(3つの質問)

いちばん大事で、いちばん飛ばされやすいのがこのステップです。軸とは、あなたのアカウントを一言で言い表す「ぶれない1本」のことです。次の3つの質問に、それぞれ一文で答えてみてください。長く考えず、いまの言葉でかまいません。

  1. 誰に:どんな人に読んでほしいですか。(例:AIを使ってみたいけれど難しそうで踏み出せない、非エンジニアの社会人)
  2. 何を:その人にどうなってほしいですか。(例:身近な仕事がAIで少し楽になる、と感じてもらう)
  3. なぜあなたが:自分が語れる経験や立場は何ですか。(例:自分も文系で、つまずきながら実務でAIを使ってきた)

この3つの答えをつなげると、1つの軸になります。この記事では、例として次の軸で進めます。「AIを難しく感じている非エンジニアの社会人に、身近な仕事がAIで少し楽になると伝える。自分も文系でつまずきながら実務で使ってきた立場から語る。」。これはあくまで説明のための例です。あなた自身の言葉に置き換えて使ってください。軸さえ決まれば、この先はコピーして進められます。

軸が決まったら、今月の「月のテーマ」を1つ選びます。軸の中で、今月いちばん伝えたいことです。例では「はじめてのAI活用を、最初の一歩から続け方まで案内する」を月テーマにしました。1か月に1つに絞るのがコツです。あれもこれもと欲張ると、見ている人に「結局何のアカウントか」が伝わらなくなります。

ステップ2:ネタを4分類して曜日に割り当てる

投稿ネタは、大きく4つの種類に分けられます。この4種類を曜日にあらかじめ割り当てておくと、「今日は何を書く日か」が最初から決まっていて、迷いが消えます。まず4分類の中身を押さえましょう。

  • 体験(やってみた・失敗した):自分が実際にやったこと。いちばん読まれやすく、あなたにしか書けません。
  • 手順(やり方・コツ):読んだ人がそのまま真似できる、手順やコツ。保存されやすい種類です。
  • 考え(気づき・意見):体験から感じたことや、自分なりの見方。人柄が伝わります。
  • 告知・交流(お知らせ・質問):更新のお知らせや、読んでいる人への問いかけ。会話のきっかけになります。

この4種類を、曜日に配ります。決まりはありませんが、迷ったら次の割り当てから始めるのがおすすめです。読まれやすい体験を週のはじめに置き、週の後半で手順や考えを深め、週末は交流とふり返りにあてる並びです。

ネタの4分類×曜日の割り当て例(週テーマを7日に散らす設計)
曜日ネタの分類その日に書くこと
月体験週末や先週に試したこと・気づき
火手順今週のテーマのやり方を1つ
水考え体験から思ったこと・自分の見方
木手順つまずきやすい点と直し方
金告知・交流お知らせ、または読者への問いかけ
土体験・再利用今週の学びを1つにまとめ直す
日告知・交流軽い雑談・ゆるい質問で会話

曜日の役割は毎週使い回し、週テーマだけを入れ替えます。例では、第1週=AIを触る、第2週=指示の基本、第3週=文章を整える、第4週=続ける仕組みです。「軸→月→週→曜日」がそろえば、AIに渡す材料は完成です。

ステップ3:AIに30日分を出させるプロンプト(全文)

ここまでで決めたこと(軸・月テーマ・週テーマ・曜日の割り当て)を、そのままAIへの指示に流し込みます。角括弧[ ]の部分を自分の内容に置き換えて、ChatGPT・Claude・Geminiなどお好きなAIチャットに貼り付けてください。この指示は、役割・材料・条件・出力形式という4つの部品でできています。指示文の作り方そのものをもっと知りたい人は、X投稿プロンプトのテンプレ6選で基本の型を解説しています。

★30日分のネタを出させる指示(コピペ可)

まず材料(軸・月テーマ・週テーマ)を渡し、曜日の割り当てに沿って30日分を表で出してもらいます。

あなたはX投稿の企画担当です。          ← 役割
次の材料と条件に沿って、30日分の投稿ネタを表で作ってください。← 出力形式

【アカウントの軸】                      ← 材料
- [誰に:例)AIを難しく感じる非エンジニアの社会人]
- [何を:例)身近な仕事がAIで少し楽になると伝える]
- [自分の立場:例)文系でつまずきながら実務で使ってきた]

【今月のテーマ】[例)はじめてのAI活用を最初の一歩から続け方まで案内]

【週テーマ】
- 第1週:[例)AIを触ってみる(最初の一歩)]
- 第2週:[例)指示の出し方の基本]
- 第3週:[例)文章をAIと整える]
- 第4週:[例)無理なく続ける仕組み]

【曜日の割り当て】
月=体験 / 火=手順 / 水=考え / 木=手順 / 金=告知交流 / 土=まとめ / 日=交流

【条件】
- 各日は、その曜日の分類と、その週のテーマに合わせる
- 1日1ネタ。日本語でおよそ140文字以内に収まる粒度にする
- 「必ず」「誰でも」「絶対」などの断定・煽りは使わない
- 私が事実として語れる範囲のネタにする(作り話を混ぜない)

【出力形式】
表で。列は「日/曜日/分類/週テーマ/投稿の切り口(一文)」の5つ。

置き換えるところ:[ ]の中だけです。軸・月テーマ・週テーマを自分の言葉に変えれば、あなたのアカウント用の30日分になります。

調整のコツ:ネタが薄いと感じたら「各ネタに、具体的な例を一言添えて」と足す。逆に長すぎたら「切り口は20文字以内で」と絞る。もっと出したいときは「同じ条件で、別の切り口をもう15個」と続けます。

文字数の目安は「日本語およそ140字」

プロンプトに「140文字以内」と入れたのには理由があります。Xの投稿は重み付きで最大280文字ですが、日本語などの全角文字は1文字を2つ分として数えます。そのため、日本語だけの投稿はおよそ140文字が上限です。ネタの粒度をこの長さに合わせておくと、あとで下書きにするときに収まりやすくなります。正確な数え方はXの公式ドキュメント(文字数の数え方)で確認できます。

プロンプトの「140文字以内」条件が指す範囲(Xの公式ドキュメント「文字数の数え方」より)
書く文字の種類この記事のプロンプトでの目安
日本語(全角)中心のネタおよそ140文字までを目安にする(全角は1文字=2つ分)
英数字だけのネタ280文字まで入る(重み1なので余裕がある)
有料プランの長文投稿この記事の目安の対象外(上限はプランと時期で変わる)

実際にこの手順で作った30日カレンダー

言葉だけでは分かりにくいので、上の例の軸とプロンプトで、実際に30日分を組み立ててみました。列は「日・曜日・分類・週テーマ・投稿の切り口」です。これはそのまま真似する見本ではなく、「こういう形に仕上がる」という完成イメージとして見てください。自分の軸で作れば、中身はまったく別のものになります。

例のテーマ「非エンジニアのAI活用」で手順どおり作った30日カレンダー
日曜分類週テーマ投稿の切り口
1月体験触ってみるはじめてAIに仕事を頼んだ日の、正直な第一印象
2火手順触ってみる無料で始める最初の3ステップ(登録→質問→保存)
3水考え触ってみる「AI=難しい」と身構えていたが、要は相談相手だった話
4木手順触ってみる最初に多い失敗=丸投げ。材料を1つ渡すと変わる
5金告知交流触ってみる「AIで最初に何を試した?」と読者に質問
6土まとめ触ってみる今週の学びを1枚に:始め方の3ステップ再掲
7日交流触ってみる週末の雑談:AIに聞いた意外な質問を1つ紹介
8月体験指示の基本指示を変えたら回答が別物に。ビフォーアフター
9火手順指示の基本良い指示の4部品(役割・材料・条件・形式)
10水考え指示の基本「うまく使えない」の多くは指示不足という気づき
11木手順指示の基本答えがぼやける時に足す一言(例を1つ渡す)
12金告知交流指示の基本読者の「うまくいかない指示」を募集して一緒に直す
13土まとめ指示の基本今週のまとめ:指示の4部品チェックリスト
14日交流指示の基本雑談:AIへの言い方でつい使う口ぐせ
15月体験文章を整えるAIの文がどこか不自然だった実例と、直した後
16火手順文章を整えるAIっぽさを消す3つの直し(励まし削除・言い換え削除・自分の言葉)
17水考え文章を整える「全部AIに書かせない」で自分らしさが残る理由
18木手順文章を整える公開前に見る5点(数字・固有名詞・言いすぎ 等)
19金告知交流文章を整える新しい記事のお知らせを、売り込まず一言で
20土まとめ文章を整える今週のまとめ:整えるチェックリスト再配布
21日交流文章を整える雑談:AIに直されて「なるほど」と思った表現
22月体験続ける仕組みネタ切れで止まりかけた話と、抜け出した方法
23火手順続ける仕組み1か月分のネタをまとめて作る手順(この記事の要約)
24水考え続ける仕組み毎日投稿より「続く本数」を大事にする考え方
25木手順続ける仕組み予約投稿の使い方と、自動化との線引き
26金告知交流続ける仕組み「続けるコツ、何かある?」と読者に質問
27土まとめ続ける仕組み今月の総まとめ:4週間で扱ったことを一覧に
28日交流続ける仕組み雑談:来月やってみたいことを軽く予告
29月体験予備1か月続けてみて変わったこと(正直な振り返り)
30火手順予備来月のネタを今日30分で仕込む、その場の実演

この表は完成原稿ではなく「切り口の一覧」です。毎日1つ選び、投稿プロンプトのテンプレで下書きにして、最後に自分の言葉で一文直します。表をメモや表計算に置けば、毎日は選ぶだけです。

使えないネタを捨てる基準と、投稿カレンダーの回し方

AIは頼めばいくらでもネタを出しますが、全部を使ってはいけません。むしろ「捨てる」ことのほうが、質を守るうえで大切です。次の3つに当てはまるネタは、思いきって外してください。捨てても、余りは十分にあります。

  • 自分が事実で語れないネタ:体験していないこと、数字を確認できないことは書かない。あいまいな伝聞は炎上や誤情報のもとです。
  • 誰にでも言える一般論:「AIは便利」だけのネタは、あなたが言う意味がありません。自分の体験がひもづくものを残します。
  • 軸から外れたネタ:反応が取れそうでも、アカウントの軸とずれる話は見ている人を迷わせます。

それでも「今日のネタが浮かばない」という日は来ます。そんなときは新しく考えず、手元のネタの切り口だけを変えるのが早道です。次の早見表を、詰まったときの手当てとして使ってください。

ネタが浮かばない時の「症状→変える一言」早見表
症状やることAIに足す一言の例
どれも似て見える切り口を変える「この体験を、手順として/考えとして言い換えて」
ネタが硬い・とっつきにくい入口を身近にする「はじめての人の失敗から書き出して」
抽象的で中身が薄い具体を足す「実際の例を1つ、数字か場面を添えて」
手が止まる(0本の日)過去を再利用する「反応が良かった投稿を、別の角度で1つ」

ネタがそろったら日時を割り当てます。Xでは投稿画面のカレンダーから予約でき、予約投稿や下書きは「送信していないポスト(Unsent posts)」で編集・削除できます。手順と最新の対応状況はXの公式ヘルプ(投稿のしかた)で確認してください。

ここで1つ、まちがえやすい点をはっきりさせておきます。この「予約投稿」は、自分の手で日時を決めて予約する操作です。外部のツールにアカウント情報を渡し、自動でフォローや返信をさせるような「自動化」とは別物で、後者には規約や費用の注意点があります。AIでネタや下書きを作ること自体は問題になりませんが、投稿の仕組みを外部に任せる場合は、事前にルールを確認してください。詳しくはXの自動投稿はどこまでOK?規約とAPI費用の記事にまとめています。公開前の最終チェックは、公開前リスクチェック5項目を使うと安心です。

よくある質問

30日分を一度に出すと、似た投稿ばかりになりませんか。

AIに「100個ネタを出して」とだけ頼むと、似たものが並びがちです。この記事のように、発信の軸を1つ決め、ネタを4種類に分け、曜日ごとに種類を割り当ててから作ると、体験・手順・考え・お知らせがバランスよく散らばります。さらに、自分が事実で語れないネタを捨てる一手間を入れると、被りも薄い内容も減ります。

毎日投稿しないとダメですか。

毎日である必要はありません。大切なのは、自分が無理なく続けられて、事実を確認できる本数に抑えることです。週に3本など少なめから始め、慣れてきたら増やす形をおすすめします。30日カレンダーは「毎日埋める予定表」ではなく「ネタの引き出し」として使い、投稿しない日があってもかまいません。

作ったネタは予約投稿でまとめて登録していいですか。

Xには、投稿画面のカレンダーアイコンから日時を指定して予約する公式機能があります。予約した投稿や下書きは「送信していないポスト(Unsent posts)」から後で編集・削除できます。これは自分の手で予約する操作なので、外部ツールにアカウント情報を渡して自動で投稿・返信させる自動化とは別物です。予約できる期間や対応環境は変わることがあるため、公式ヘルプで最新を確認してください。

無料のAIでもできますか。

できます。この記事のネタ出しは、特定の製品に依存しない書き方です。ChatGPT・Claude・Geminiなど主要なAIチャットの無料の範囲でも十分に作れます。機能や名称は変わることがあるため、使うツールの最新情報も確認してください。

まとめ

ネタ切れをなくすコツは、「考える日」と「投稿する日」を分けることでした。時間のあるときに、軸→月→週→曜日の順で降りていき、AIに30日分を一気に出させる。あとは毎日そこから1つ選び、下書きにして、自分の言葉で少し直して出すだけです。まずは今日、ステップ1の3つの質問に答えて、自分の軸を一文にしてみてください。軸さえ決まれば、この記事のプロンプトをコピーして、あなた用の30日分がすぐに作れます。全体の進め方はX運用のAI活用ガイド(6工程)、1本ずつの書き方は投稿プロンプトのテンプレ6選で確認できます。編集方針はこちらです。

この記事の確認に使った情報(2026年7月19日確認)

X 公式ドキュメント:文字数の数え方(CJK文字は重み2=日本語はおよそ140文字)

X 公式ヘルプ:投稿のしかた(カレンダーアイコンからの予約・送信していないポスト)

Anthropic 公式ドキュメント:プロンプトエンジニアリング概要(明確さ・例・役割の付与)

OpenAI 公式ヘルプ:ChatGPTのプロンプト設計のベストプラクティス

ネタの次は下書き

作ったネタを投稿文にする、コピペ可のプロンプトを目的別に用意しています。

投稿プロンプト6選

全体像から確認

X運用でAIを使う6工程を、任せ方の線引きつきで整理しています。

6工程の活用ガイド

注意

AIの出力には誤りが含まれることがあります。公開前に事実と表現を確認してください。

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